給湯器の種類と特徴を解説!おすすめの給湯器メーカーも紹介
2024/03/17
家庭やビル、ホテルなどで必要な給湯器。しかし、種類が多く、どれを選んで良いのか迷ってしまいますよね。そこで今回は、給湯器の種類やそれぞれの特徴を解説し、おすすめのメーカーもご紹介します。これを読んで、あなたにピッタリの給湯器を見つけましょう。
目次
給湯器の種類
給湯器には、電気式・ガス式・オール電化式など、様々な種類があります。電気式はコンパクトで設置場所を選ばず、熱交換効率が高いため、お湯がすぐに出るというメリットがあります。ガス式は、途中で水を止めた場合でもお湯が減らず、燃料コストが安く、使い続けることができます。オール電化式は、非常にエコな給湯器で、電力会社からの割引や補助金が受けられることがあります。また、雨水の利用や太陽光発電と組み合わせることで、一層の省エネができます。それぞれのメリットを比較し、自分に合った給湯器を選ぶことが大切です。また、給湯器を交換する際には、その種類や設置場所などをしっかりと確認して専門家に依頼することが必要です。
ガス給湯器の特徴
ガス給湯器は、給湯器の中でも最も一般的に使用されているタイプのひとつです。その特徴として挙げられるのは、高い給湯能力とコストパフォーマンスです。ガスを燃料として使用するため、電気を使う電気温水器に比べ、給湯時の燃費が格段に良く、省エネ効果が高いため、お得に利用できます。また、一度の使用量が多い場合でも迅速に大量のお湯を供給することが可能です。 操作が簡単で、温度設定を自由に行うことができます。さらに、ガス給湯器は防災効果も高いことが特徴です。家庭用ガス給湯器には、地震時に自動でガスを止める安全装置が備わっており、地震災害の際でも安心して使用することができます。しかし、逆流防止弁やサージバルブなどの部品を定期的に交換しないと故障してしまうことがあるので、定期的なメンテナンスが必要です。
電気給湯器の特徴
電気給湯器は、瞬間的にお湯を温めることが出来る便利な給湯装置です。一般的なガス給湯器と比べると、設置場所の制限が少なく、エコな温水供給が可能となっています。また、温度調節も簡単に行えるため、お風呂の入浴以外にも、洗面所やキッチンなどの水道にも使用されています。電気給湯器は、安全性にも配慮されており、従来の電気温水器と比べると過熱防止装置や漏電ブレーカーなどが搭載されています。また、従来の浴槽に加湿器や水栓を取り付ける必要があった場合でも、電気給湯器であればタンクレスタイプなので設置場所の制限が少なくなります。最近では、省エネ化も進んでおり、自動消火装置や省エネモードなども搭載されています。ただし、電気代はガス給湯器に比べると高くなるため、ランニングコストには注意が必要です。
おすすめの給湯器メーカー
給湯器メーカーは数多く存在していますが、中でもおすすめのメーカーとして、以下の3社を紹介します。 まず、リンナイ株式会社は国内シェアが高く、多くのユーザーに支持されています。高い技術力と品質に基づいた信頼性の高さが特徴で、エコジョーズやコンパクトサイズの商品もあります。 次に、ノーリツ株式会社も国内シェアが高く、日本で初めて給湯器を開発したメーカーです。省エネ性や取り扱いの簡便さに優れている商品が多く、ご家族のライフスタイルに合わせて選びやすいラインナップが特徴です。 また、三菱電機株式会社は、省エネ性や熱源機との組み合わせで高い効率を発揮する商品が豊富です。また、オール電化住宅との相性もよく、全国的に取り扱いがあります。 以上の3社は、高い技術力や品質に基づいた信頼性の高さ、省エネ性の高さなど、それぞれに特徴があります。ご家庭に合わせた商品を選ぶ際には、是非参考にしてみてください。
給湯器選びのポイント
給湯器選びには、いくつかのポイントがあります。まずは、使用する人数に合わせた容量を選ぶことが重要です。3人家族ならば、1日に必要なお湯の量は70~80リットル程度とされています。また、湯船やシャワーで使用する場合は、温度差が出ないように追い炊き機能があると便利です。さらに、省エネ性能も重要なポイントのひとつです。エネルギー消費効率の高い給湯器を選ぶことで、省エネに繋がり、光熱費の削減にもつながります。また、設置場所や形も確認することが大切です。天井や壁に設置する場合は、重さに注意すること、置き型の場合は水圧に強くなければなりません。これらのポイントを踏まえ、自分に合った給湯器を選びましょう。